運動をしていると、よく目にするテーピング。
何か痛みがあれば「テーピングをしよう」と思う方も多いのではないでしょうか?
運動をしているみなさんにとっては、テーピングはとても身近なものだと思います。
そんなテーピングについて、みなさんはちゃんとした知識を持っていますか?
テーピングには巻き方だけではなく、目的や種類、注意点など、たくさんの特徴があります。
テーピングの使い方ひとつで、最大限に運動のサポートをしてプラスにしてくれることもあれば、逆に間違った方法によって、ケガを引き起こすマイナスな方向に働くこともあります。
身近にあるテーピングだからこそ、運動にプラスに働かせるために、効果や方法を理解して、正しく使っていくことがとても大切です。
今回から数回にわたって、テーピングについての基本的な知識をご紹介していきます!理解を深めて、普段の運動の中にしっかり取り入れられるようにしていきましょう!
1.テーピングとは?
普段当たり前に行なっているテーピング。
そもそもテーピングって、何のために、何を目的として、どういうことを意識してやるものなのでしょうか?
テーピングとは、からだの構造やケガ(外傷・障害)の発生メカニズムなどに合わせて、専用のテープを正しく貼ったり、巻いたりする方法のことです。専用のテープで関節の動きを制限したり、筋肉の動きを補強するなど、いろいろな効果の得られるテクニックになります。
読んでいただくとわかるように、テーピングを巻く際には、
・カラダの構造
・ケガの発生メカニズム
・テープの種類
・テープの巻き方
を理解している必要があります。
「よくわからないけど、痛かったからただ巻いていた」という方も多いのではないでしょうか?
テーピングの効果を最大限に活かすために、テープの種類・巻き方を決めるだけではなく、からだの構造やケガの発生メカニズムについても理解して巻けるようにしましょう!!
テープを巻きたい!と思った時は、その原因や巻きたい部位のことをまず調べてみるところから始めましょう。
テーピングの奥深さが少しわかってきたところで、次回はテーピングの目的についてお話をしていきたいと思います。
テーピングの方法については、こちらのinstagramで配信しているので、是非チェックしてみてください!→https://www.instagram.com/lacrosse.taping.channel/
▶︎▶︎この記事を書いた人
【名前】中村郁美 Instagram Twitter
【現在の職業】柔道整復師(接骨院の先生)
【所属チーム】sibylla
【所有資格】
・柔道整復師
・KTテープ公認・マスター認定
・中学校高等学校第一種教諭免許状(保健体育)
【経歴】
2013〜2017 日本体育大学にて学生トレーナー
2017〜 sibylla
2017〜 チアダンス、サッカーなど他競技のトレーナー