突然ですが、活躍する選手に必要な要素とは何なのでしょうか?
技術力…?判断力…?思考力…?
これも勿論大事ですが!あと何かが足りませんよね?大事なアレです。
そうです!フィジカルです!
新シーズンが始まるこのタイミングで
・相手に競り負けない体幹力
・走りながらでも安定して投げられる遠投力
・ダウンボールや飛び出し時の瞬発力
の土台となるカラダ作り、そして何よりも、『一年間ケガをしないためのカラダ作り』ができたとしたら、強いと思いませんか?
今回はオフ明けに導入していただきたい、カラダの土台づくりのための筋力トレーニングをご紹介します!
1.体幹力(競り負けないカラダ作り)
競り負けない体幹力の土台を作るためには、①腹部の内圧を高める、②腹部全体に力が入るようにする、③姿勢を維持できるようにすることがポイントです。誤った姿勢で行うと腰痛を起こす原因になるので、フォームを確認しながら行いましょう!
1ー1.フロントブリッジ
1ー2.サイドブリッジ
1ー3.バックブリッジ
2.遠投力(走りながらでも安定して投げられるカラダ作り)
遠投力の土台となるカラダを作るためには、①下半身の安定性、②肩甲骨の安定性、③体幹を回旋する可動性と筋力が主に必要です。
それぞれの機能をよくするとともに、協調して動けるカラダを作りましょう!
2ー1.ソラシックローテーション
2ー2.プッシュアップツイスト
2ー3.ランジツイスト
より 遠投力 を強化したい方は、こちらの記事もチェックしてください↓↓
3.瞬発力(飛び出す力発揮のためのカラダ作り)
グラボ、ドロー、リスタート等々、瞬発力を求められるシーンは多々あります。
下半身を使った瞬発力の土台となるカラダを作るためには、①股関節まわり(主にお尻)のパワー発揮を高める、②神経伝達を高める、③足部を安定させることがポイントです。行きたい方向へ素早く、強く力を発揮できるカラダを作りましょう!
3ー1.スクワット
3ー2.ウォールドリル スクワット
3ー3.ウォールドリル ニーアップ
3ー4.ウォールドリル 踏み替えシングル
より 瞬発力 を高めたい方は、こちらの記事もチェックしてください↓↓
まとめ
オフ明けに導入して頂きたい、カラダの土台作りのためのトレーニングをご紹介しました。リーグ戦が始まるとなかなかカラダ作りに時間を割くことができなくなってしまうチームも多いのではないでしょうか。この時期に改めて自分のカラダを見つめ直し、1年間ケガをせず、いいパフォーマンスを発揮し続けるための計画を立てて、カラダ作りに励みましょう!
▶︎▶︎この記事を書いた人
【名前】森川稔之 Instagram Twitter
【現在の職業】アスレティックトレーナー
【所属チーム】横浜国立大学女子ラクロス部
【所有資格】
・日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー
・日本トレーニング指導者協会認定 トレーニング指導者
・日本コアコンディショニング協会認定 マスタートレーナー
【経歴】
・2011~2015 東日本女子ラクロスクラブチーム「CHEL」
・2016〜2018 青山学院大学女子ラクロス部
・2019〜2020 横浜国立大学女子ラクロス部
この記事へのコメントはありません。