テーピングの注意点①

今回はテーピングする際の注意点についてお伝えしていきます。
テーピングの効果を得るために守っておきたいポイントをしっかりと理解していきましょう!

1.ケガの状態をきちんと把握する

テーピングを行う際の大前提です。これがわからなければどんなテープを巻くかも決めることができません。ケガの発生メカニズムを把握しておくことや、ケガの重症度・回復状態と時期・テーピングの強さなどの確認が大切です。

2.循環障害・神経障害に注意する

テープを無造作に巻くと神経や血管・筋肉が圧迫され、循環・神経障害を引き起こす可能性があります。テープの一方の端が食い込むような形で不均一に圧迫を加えたり、強すぎる圧迫が加わらないようにします。テープを巻き終わった後に循環障害がないかを必ずチェックしましょう。

3.適用時間に注意する

予防を目的とした運動時のテーピングは、皮膚への影響やテーピングのずれを考慮し、3~4時間を限度とします。

4.テーピングをする部位を清潔にする

必ず汗をよく落とした上でテーピングを行います。皮膚が汚れているとテープのずれ、皮膚の障害を起こしやすいので、汚れを落としてから行いましょう。

5.体毛を剃る

体毛があるとテープが浮いてきて、固定力が下がります。テープのずれを極力抑えましょう。

テーピングを行う際の注意点はたくさんあります!
次回も引き続きお話をしていくので、今回までの部分はしっかり理解しておきましょう。

テーピングの方法については、こちらのinstagramで配信しているので、是非チェックしてみてください!→https://www.instagram.com/lacrosse.taping.channel/

▶︎▶︎この記事を書いた人
【名前】中村郁美 Instagram Twitter
【現在の職業】柔道整復師(接骨院の先生)
【所属チーム】sibylla
【所有資格】
・柔道整復師
・KTテープ公認・マスター認定
・中学校高等学校第一種教諭免許状(保健体育)
【経歴】
2013〜2017 日本体育大学にて学生トレーナー
2017〜 sibylla
2017〜 チアダンス、サッカーなど他競技のトレーナー

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