法政大学女子ラクロス部トレーナーの宮代祐希です!
今日はタイトルの通り、 「傷害調査」について書きたいと思います!
これはそんなに難しくなく、日々の記録がチームの今後、さらにラクロスという競技の今後に繋がります!
みなさんと一緒に、「ラクロスとは」の1部となる 「ラクロスにおけるケガとは」を確立していきたいと思います。
傷害調査とは
・競技中にどんなケガが多いか
・どれぐらいの頻度でケガが起こるか
・何が原因で起こるか
・どんな場面で起こるか
ということを調べて、競技におけるケガの実態を調べます!
けがを調べてどうなるの?
どんなケガが多いかわかると、いいことがたくさんあります!
・ケガの予防について考えられる
⇒ 脳振盪は相手にぶつかって起こるのか、地面に頭を打って起こるのか
⇒部位は足関節、膝、手の指どれが多いのか
⇒相手との接触かクロスとの接触か、それとも非接触のケガが多いのか
これらがわかると、「それを予防するために何をすれば良いか」を考える次の段階に進むことができます。
・予防プログラムの検討
さらに、予防プログラムを考えて実践した結果、そのケガが減ったなら効果的!
予防プログラムが確立。
ここまでいくと本当に素晴らしいです。
正直、ここまでいく道のりは長いですが、、
・トレーナーの勉強
「体のこと、何から勉強していいかわからない!」
よく聞きます。
まずは傷害調査でわかった多いケガや部位から勉強するというのは、わかりやすくてよくないですか?
・海外ラクロスとの比較
海外では傷害調査が報告されており、
「ラクロスのケガ」はどのようなものかがわかってきています。
でも、国が違えば場所や気候、社会的・文化的背景、競技レベルの違いなど、
様々な要因が異なるため、違う結果になる可能性があります。
つまり、海外の文献を用いて、「ラクロスのケガとは」を話すと、日本における実際とは違うかもしれません。
日本における「ラクロスのケガとは」を調べることで、日本と海外のラクロスを比べるツールの1つになります!
スポーツの傷害調査
他の競技は競技団体から調査方法が示されている競技もあり、メジャーな競技からマイナーな競技まで盛んに行われています。
ラクロスの傷害調査は国内で数本の報告がありますが、単発的で、方法も統一されていません。
海外では有名な傷害調査がいくつかあります!
(英語ですが参考に載せておきます。)
海外の調査では脳振盪の発生が多く、 日本とは少し違うかも、と勝手に思っています。
また、男女で多いケガは少し異なる結果になりそうですが、非接触のケガが多いことは共通しそう、、
勝手なイメージです。
でもきっと同じような印象を持つひともいるのではないでしょうか?
それをぜひ明らかにしましょう!
一緒に傷害調査をして、シーズン末にみんなで結果を見て、あれこれお話しできるといいですね!
興味がある人はぜひチームで取り入れてください!
やり方がわからない場合は連絡いただければ、フォローします!
詳しい方法の詳細は次の記事で!
▶︎▶︎この記事を書いた人
【名前】宮代祐希(みやしろゆうき) Twitter , Instagram
【所属チーム】法政大学女子ラクロス部
【所有資格】理学療法士、JSPO-AT
【現在の職業】児童福祉施設職員、トレーナー
【経歴】
筑波大学大学院 人間総合科学研究科 修了(修士)
筑波大学女子ラクロス部 ’15〜’17
法政大学女子ラクロス部 ’18〜